雪椿(ユキツバキ)

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花びらに思い閉じ込め雪椿

雪椿(ユキツバキ)はツバキ科ツバキ属(カメリア属)の常緑低木である。
カメリア属はアジアに250種くらいが分布する。
また、膨大な数の園芸品種がある。(椿図鑑参照)
日本にも椿(ツバキ)などが分布し、属名の和名はツバキ属という。
本種は日本固有種である。
本州の東北地方から北陸地方にかけての日本海側に分布し、山地に生える。
新潟県を中心とした豪雪地域に多く、新潟県では「県の木」に指定している。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
枝は地表を這って雪に耐える。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、先はするどく尖る。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は薄くて艶があり、葉脈が透けて見える。
開花時期は4月から6月である。
花は枝先に1つずつつく。
花は小振りの濃い紅色で、花びらを平らに開く。
白花のものもある。
雄しべの花糸は短く、鮮やかな黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は春である。
花言葉は「変わらない愛」である。
なお、八重咲きのものは八重の雪椿(ヤエノユキツバキ)、白花のものは白花雪椿(シロバナユキツバキ)のように品種として区別する場合もある。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の rusticana は「田園の」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Camellia rusticana

★雪すらも冬の寝床と耐え抜いて
 咲く雪椿よ待ち人来たれ

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このページは、が2016年2月24日 11:28に書いたブログ記事です。

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