四国福寿草(シコクフクジュソウ)

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四国福寿草(シコクフクジュソウ)はキンポウゲ科フクジュソウ属(アドニス属)の多年草である。
アドニス属は20種くらいが北半球に広く分布する。
日本にも福寿草(フクジュソウ)などが分布し、属名の和名をフクジュソウ属という。
四国福寿草(シコクフクジュソウ)は日本固有種である。
四国(徳島・高知・愛媛)と九州(宮崎)に分布し、山地の林の中などに生える。
かつて日本に分布する福寿草(フクジュソウ)は1種とされてきたが、最近では福寿草(フクジュソウ)、北見福寿草(キタミフクジュソウ)、陸奥福寿草(ミチノクフクジュソウ)、四国福寿草(シコクフクジュソウ)の4種に分類されるようになった。
いずれも乱獲によって自然のものは個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
本種の草丈は10センチから25センチくらいである。
茎の断面は中空で低い稜がある。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で細く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の両面には毛が生えていない。
開花時期2月から4月くらいである。
茎先に花径3センチから4センチの黄色い花を1輪ずつつける。
萼片は卵形で、花弁と同じくらいの長さか少し短い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、福寿草(フクジュソウ)の名は旧暦の正月に開花することに由来する。
属名の Adonis はギリシャ神話に出てくる青年の名からきている。ヨーロッパ産の赤い花を血にたとえたものである。
種小名の shikokuensis は「四国の」という意味である。
写真は3月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Adonis shikokuensis

★また一つ福寿草を見つけたよ
 違いはどこと目を皿にして

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