科の木(シナノキ)

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科の木(シナノキ)はシナノキ科シナノキ属(ティリア属)の落葉高木である。
分類体系によっては(APGIII)アオイ科とされる。
ティリア属は北半球に30種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をシナノキ属という。
漢字では「級の木」とも書く。
和名の由来は、結ぶを意味するアイヌの言葉からきており、熊の彫り物などに利用されている。
また、信濃(科野)の語源ともなっている。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、中国にも分布する。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の大葉菩提樹(オオバボダイジュ)と似るが、本種は葉の裏面に毛が生えない。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
花被片は5枚、萼片も5枚である。
花の柄についている苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)には柄がある。
花には強い香りがあり、ハチミツのもととなる。
花の後にできる実は球形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に灰褐色に熟する。
また、葉は秋には黄葉をする。
材は建築材、器具材、家具材などとされる。
花言葉は「夫婦愛」である。
属名の Tilia はギリシャ語の「ptilon(翼)」からきている。花の柄に苞が翼のようについていることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
花の写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Tilia japonica

★一面に漂う香りに驚いて
 見上げてみればいま花盛り

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このページは、が2015年6月26日 08:37に書いたブログ記事です。

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