白花駒草(シロバナコマクサ)

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駒草の儚さ募るや頬白く

白花駒草(シロバナコマクサ)はケシ科コマクサ属の多年草である。
分類体系によっては(クロンキスト体系)ケマンソウ科とされる。
APG体系のIIIではケマンソウ科でもいいしケシ科に含めてもいいとされている。
分類上は駒草(コマクサ)の品種の1つで、稀に生える。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布する。
海外では、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
自生しているのは、他の草の生えない高山の砂礫地で、高山植物の女王と呼ばれる。
北海道のレッドデータブック(2001)では絶滅危急種(VU)に登録されている。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根の際から出る葉には長い柄があり、人参(ニンジン)の葉のように細かく羽状に裂ける。
また、粉をふいたように白っぽい。
開花時期は5月から8月である。
茎の先に白いの花を数輪つける。
花びらは4枚で、先端の2枚が反り返り、真ん中の2枚が剣の先のように突き出す。
この花の形が馬の顔に似ているということで駒草(コマクサ)と名づけられた。
雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草が有毒である。
俳句では駒草が夏の季語である。
属名の Dicentra はギリシャ語の「dis(2)+centron(距)」からきている。2枚の花弁に距が突き出していることから名づけられた。
種小名の peregrina は「外来の」という意味である。
品種名の alba は「白い」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Dicentra peregrina f. alba

★ぶらぶらと真白の花を垂れ下げて
 咲く駒草に笑みを浮かべて

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このページは、が2014年7月 5日 13:14に書いたブログ記事です。

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