莪朮(ガジュツ)

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莪朮(ガジュツ)はショウガ科ウコン属の多年草である。
原産地はマレーシア、インド、ヒマラヤである。
根茎を生薬で莪朮(がじゅつ)といい、芳香健胃作用がある。
日本へいつごろ渡来したかははっきりしない。
1603年(慶長8年)に薩摩藩主の島津義弘が種子島久時に薬方を伝授したとの記録があるという。
明の時代の生薬研究書「本草網目」にも記載がある。
今日では屋久島、奄美大島、沖縄などで自生し、栽培もされている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で先が尖り、長い柄がある。
側脈が隆起し、葉脈に沿って紫紅色の筋がある。
開花時期は5月から6月である。
茎先の葉の間から長さ20センチくらいの花穂を出す。
花のように見えるのは苞である。
苞は淡い緑色で、上のほうの苞の先は淡い紅色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の phaeocaulis は「褐色の茎の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Curcuma phaeocaulis(syn. Curcuma zedoaria)

★古くより薬効ありと伝えらる
 莪朮の花の先は紫

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このページは、が2014年5月15日 13:30に書いたブログ記事です。

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