谷地柳(ヤチヤナギ)

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谷地柳(ヤチヤナギ)はヤマモモ科ヤマモモ属の落葉小低木である。
分類の仕方によってはヤチヤナギ属(Gale)とされることもある。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、湿地に生える。
海外では、シベリア、カムチャツカ、サハリンなどにも分布する。
和名の由来は、湿地(谷地)に生え、葉が柳に似ることからきている。
樹高は30センチから90センチくらいである。
樹皮は茶褐色である。
若い枝には毛があるが、2年目以降は落ちる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鈍頭で、先のほうの縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に油点(油滴で透明に見える小さい点)があり、メントール系の独特の香りがする。
雌雄異株である。
開花時期は4月から6月くらいである。
葉の展開する前に松かさ状の赤い花をつける。
花の後にできる実も松かさ状の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、熟すと黄緑色から褐色になる。
香りにはリラクゼーション効果があるということで、北海道では林業試験場などで製品化の研究が進められている。
属名の Myrica はギリシャ語の「myrizein(芳香)」からきている。
種小名の gale はヤチヤナギの古名からきている。
変種名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Myrica gale var. tomentosa(syn. Gale belgica var. tomentosa)

★この香りうまく生かしてみたいよと
 北の国では知恵を絞って

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このページは、が2013年11月18日 11:35に書いたブログ記事です。

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