亜麻(アマ)

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開くのも難儀に見える亜麻の花

亜麻(アマ)はアマ科アマ属の一年草である。
原産地は中央アジアないしコーカサス地方である。
古代エジプトでは、5000年前に既に栽培をしていた。
ミイラを巻いた布として知られている。
日本へは江戸時代の元禄年間に薬用として渡来した。
亜麻仁油を得ることが目的で、江戸の薬草園で栽培された。
繊維をとる目的では、明治時代に軍の需要もあって北海道で栽培が奨励された。
しかし、化学繊維の発達により、現在ではほとんど栽培されていない。
海外では、油料として栽培されることが多い。
草丈は60センチから130センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉柄はない。
開花時期は7月から8月である。
白または青紫色の五弁花が咲く。
花弁の縁にはぎざぎざが入る。
一つの花の寿命は短い。
夜明けに咲き始め、昼ころには散ってしまう。
花の後にできる実は淡い褐色の分果(複数の子房からできた果実)で、10のブロックで構成される。
俳句では「亜麻の花」や「亜麻引く」が夏の季語である。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の usitatissimum は「非常に有用な」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Linum usitatissimum

★夏の野に爽やかな風吹き抜けて
 青紫に亜麻咲きいづる

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このページは、が2012年7月 2日 14:31に書いたブログ記事です。

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