項垂れ鰭薊(ウナダレヒレアザミ)

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項垂れ鰭薊(ウナダレヒレアザミ)はキク科ヒレアザミ属の多年草である。
原産地はユーラシア大陸である。
花がよい香りを放つので麝香薊(ジャコウアザミ)の別名がある。
近縁種の鰭薊(ヒレアザミ)は日本に帰化しており、本種も進入が危惧されている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎は直立して枝分かれをする。
茎には翼(よく)という表皮が変化した膜のようなものがあり、先には棘がある。
和名は、これを魚の鰭にたとえたものである。
葉は羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭い棘がある。
開花時期は5月から7月である。
花径30ミリから50ミリくらいの紅紫色の花(頭花)が1輪ずつ下向きにつく。
頭花は筒状花からなる。
総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)も鋭い披針形で、棘のようになって反り返る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Carduus はラテン語でラシャカキグサなどを表す言葉が転用された。
種小名の nutans は「頷く」という意味である。
写真は6月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Carduus nutans

★ただ独り俯き咲くの風情見て
 危うきなるもついほだされて

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