春蘭(シュンラン)

シュンラン090412d-l.jpgさりげなく咲いて春蘭時を告げ

春蘭(シュンラン)はラン科シュンラン属(シンビジウム属)の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低山の林の中や傾斜地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は10センチから25センチくらいである。
葉は長さ20センチから35センチくらい、幅5ミリから20ミリくらいの線形で、根際からたくさん生える。
葉は硬く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から4月ころである。
花茎の先に普通は1つ、稀に2つの花を横向きにとける。
花の色は淡い黄緑色である。
花びらは6枚あるように見えるが、3枚は萼片である。
垂れ下がる唇弁には紫色の斑点がある。
稀に斑点のないものがあり、素心と呼ばれる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実の形は紡錘形で、6月から7月になって熟すると茎が葉の上まで伸び、上向きに直立する。
俳句の季語は春である。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の goeringii は採集家「ゲーリング(Goering)さんの」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cymbidium goeringii

★さりげなく咲いて春蘭時告げる
 自分の色に自分を染めて

シュンラン090412c-l.jpg

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このページは、が2012年4月24日 09:02に書いたブログ記事です。

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