沈丁花(ジンチョウゲ)

ジンチョウゲ090315a-l.jpg恥じらえど色に出にけり沈丁花

沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
日本へは室町時代に渡来した。
当時は、その香りが貴重だったようである。
名の由来は、香りが沈香(ジンコウ)に似て、花が丁字(チョウジ)に似ていることからきている。
春の夜に遠くまで香りが届くということで「千里花」とも呼ばれる。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は2月から4月である。
雌雄別株である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白ないし淡い紫色の花をつける。
花には花弁はない。
花のように見えるのは萼である。
日本ではめったに結実しない。
俳句の季語は春である。
ただし、その強い香りのために、お茶の席などでは「禁花」とされてきたという。
また、樹液には皮膚炎を引き起す成分が含まれている。
属名の Daphne は月桂樹のギリシャ名である。葉の形が似ていることから転用された。
種小名の odora は「よい香りのする」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Daphne odora

★仄かなる香りやさしき沈丁花
 遠く眺めて古(いにしえ)思う
☆沈丁花その香にのせむ恋しさを
 風に運ばせ遠き君へと

ジンチョウゲ090315e-l.jpg

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このページは、が2012年2月 7日 02:30に書いたブログ記事です。

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