唐橘(カラタチバナ)

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カラタチバナ080712a-l.jpg唐橘(カラタチバナ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の茨城県から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
和名の由来は、花が枳殻(カラタチ)の花に似ていることからきている。
別名を百両(ヒャクリョウ)ともいい、おめでたい木とされる。
古典園芸植物の1つで江戸時代に改良が進み、100種もの品種が生み出されたという。
寛政年間には価格が高騰して売買禁止令も出されている。
樹高は30センチから50センチくらいである。
幹は直立するが、万両(マンリョウ)のように上部で枝分かれをしない。
葉は細くて大きな披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄を帯びた白い花をまばらにつける。
花弁は5枚で下向きに咲き、花弁の先が反り返る。
萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
9月から10月ころに赤く熟し、翌年まで落ちない。
実が白いものや葉に班の入った園芸品種もある。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crispa は「縮れた」という意味である。
写真は7月に向島百花園で撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ardisia crispa

★赤い実もどこか渋いね葉の陰で
 唐橘は古典植物

カラタチバナ091206b-l.jpg

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このページは、が2011年10月31日 12:08に書いたブログ記事です。

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