無花果(イチジク)

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無花果は頬赤らめて雨に濡れ

無花果(イチジク)はクワ科イチジク属の落葉低木である。
原産地は西アジアである。
日本へは17世紀に渡来した。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は大形で手のひら状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
枝葉を切ると、白色の乳液が出る。
実は中に無数の白い小花を蓄えている。
外から見えないところに花をつけるので、「無花果」という漢字が充てられている。
このような花のつき方を隠頭花序という。
実は秋に熟すると濃い紅紫色になり、甘くて食用になる。
このような果実はイチジク状果と呼ばれる。
なお、食用とする部分は果肉ではなく、花托といわれる部分である。
熟した果実や葉を乾燥したものは、無花果(むかか)、無花果葉(むかかよう)といい、生薬として用いる。
血圧降下剤や下剤とされる。
俳句の季語は秋である。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の carica も「イチジク」という意味である。
写真は9月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Ficus carica

★無花果の赤い果実は雨に濡れ
 陽射しを浴びて輝くように
☆無花果のたわわに実る大木の
 もったいなしと立ち去りがたく

イチジク80913b-l.jpg

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