浜木綿(ハマユウ)

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潮風に揺れて浜木綿花反らせ

浜木綿(ハマユウ)はヒガンバナ科ハマオモト属(クリヌム属)の常緑多年草である。
クリヌム属は世界の熱帯・亜熱帯地域などに180種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名はハマオモト属という。
本種の和名は浜万年青(ハマオモト)という。
和名の由来は、浜に育ち、葉が厚く万年青(オモト)に似ているところからきている。
浜木綿(ハマユウ)の名は、花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからきている。
木綿(ゆう)というのは、神事のとき榊につけて垂れ下げたもののことである。
本州の千葉県南部から沖縄にかけて分布し、海岸の砂地などに生える。
園芸的には、庭植え、鉢植えとして利用される。
水野元勝が1681年に著した「花壇綱目」に記述があり、江戸時代には既に園芸利用されたいたことがわかる。
狭義には日本固有変種だが、広義で見ると朝鮮半島、中国、マレーシア、インドなどにも分布する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形で、厚みと艶がある。
葉の長さは50センチ以上ある。
開花時期は7月から9月くらいである。
太い花茎の先に香りのよい白花を10数輪つける。
花径は6センチから8センチくらいである。
6枚の花被片は細長く、そり返っている。
花は夕方から開き始め、深夜に満開になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
万葉集でも、柿本人麻呂の相聞歌に詠まれている。
また、宮崎県の県花に指定されている。
全草にアルカイドを含み有毒である。
花言葉は「あなたを信じます」である。
俳句の季語は夏である。
7月6日の誕生花である。
属名の Crinum はギリシャ語の「crinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。
種小名の asiaticum は「アジアの」という意味である。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は8月に名古屋市東山植物園で撮った。
学名:Crinum asiaticum var. japonicum(広義:Crinum asiaticum)

★潮風に揺れて浜木綿反り返り
 薫るがままに笛吹くごとく
☆浜木綿の風にそよぎて咲くさまの
 優しき姿君に見せたく?

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2016/07/06 改訂

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