芍薬(シャクヤク)

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シャクヤク090502a-l.jpg芍薬は風に打たれど凛と立ち

芍薬(シャクヤク)はボタン科ボタン属の多年草である。
分類体系によってはキンポウゲ科とされる。
中国北部、モンゴル、シベリア東南部、朝鮮半島北部などに分布する。
中国では紀元前にすでに薬草として栽培されていた。
日本でも古くから薬用・観賞用に栽培されてきている。
牡丹(ボタン)とよく似ているが、一番の違いは木と草であることである。
草丈は50センチから80センチくらいである。
葉は2回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
3出複葉は三つ葉のことで、3つに枝分かれした先に三つ葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は細長い卵形ないし披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質はやや厚く艶がある。
芍薬(シャクヤク)は枝分かれせずにまっすぐに立つが、牡丹(ボタン)は枝分かれして横に広がる樹形になりやすい。
開花時期は5月から6月である。
牡丹(ボタン)が咲き終わるのを待つようにして咲き始める。
茎先にボタンに似た花径10センチくらいの花を1つつける。
花弁数は5枚から10枚であり、もっと多いものもある。
花の色は紅色、桃色、紫紅色、白、黄色などで、一重、八重、半八重咲きなど品種は多彩である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
根を生薬で芍薬(しゃくやく)といい、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗痙攣作用などがある。
俳句の季語は夏である。
属名の Paeonia はギリシャ神話の医神「Paeon(ペオン)」の名からきている。シャクヤクの根でプルートーの傷を治した。
種小名の lactiflora は「乳色の花の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Paeonia lactiflora

★様々に花の姿は変われども
 変わらぬ風情その立ち姿
☆華麗なる気品漂う立ち姿
 見事な花は今も昔も

シャクヤク090502b-l.jpg

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このページは、が2011年5月27日 14:57に書いたブログ記事です。

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