樒(シキミ)

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シキミ080420d-l.jpg青空をバックに写す花樒

樒(シキミ)はシキミ科シキミ属の常緑小高木である。
かつてはモクレン科に分類されていた。
本州の宮城県から沖縄にかけて分布し、山林に生える。
また、仏事に用いるため寺院などで植栽される。
海外では、台湾、中国にも分布している。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
樹皮は黒褐色で、虫が這ったような皮目(ひもく=樹皮にあって空気を通す部分)がある。
葉は長い楕円形で、長さは4センチから12センチくらいである。
枝先に集まってつき、互い違いに生える(互生)。
短い柄を持ち、先は鋭く尖る。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰色がかっている。
開花時期は3月から4月である。
花径は3センチくらいで、クリーム色をした細長い花びらが15枚くらいある。
実は六角状の袋果(袋状で熟すと弾けて種子を出す)が集まった集合果で、緑色から褐色に熟する。
実は植物でただ1つ「毒物及び劇物取締法」で劇物に指定されている。
全体に香気があり、仏前に供えたり、葉や樹皮から線香や抹香を作ったりする。
また、材は数珠などにされる。
俳句では「樒の花」が春の季語である。
属名の Illicium はラテン語の「illicio(誘惑する)」に由来する。植物体に芳香があることからきている。
種小名の anisatum は「アニスに似た香りの」という意味である。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
実の写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Illicium anisatum

★独特の香りを放つ樒の木
 淡い花色とても似合って

シキミ080420b-l.jpg

シキミ080720a-l.jpg

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