島夏枯草(シマカコソウ)

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島夏枯草(シマカコソウ)はシソ科キランソウ属(アユガ属)の多年草である。
アユガ属はアジアやヨーロッパなどに60種くらいが分布する。
日本にも金瘡小草(キランソウ)などが分布し、属名の和名をキランソウ属という。
本種は日本固有種である。
小笠原諸島の父島、母島にのみ分布し、山地のやや湿った林の縁などに生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
2007年版のレッドリストまでは絶滅危惧IA類(CR)であった。
和名の由来は、島(小笠原諸島)に産し「夏枯草」=靱草(ウツボグサ)に似ることからきている。
別名を島金瘡小草(シマキランソウ)という。
草丈は20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は丸く、葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12月から1月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花冠は長さ15ミリくらいの筒状で、先が唇形に裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Ajuga はギリシャ語の「a(無)+jugos(束縛)」からきている。花冠の形状を表したものである。
種小名の boninsimae は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Ajuga boninsimae

★小さくて肉眼なんて役立たない
 咲いているかと半信半疑

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2016/06/29 改訂

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