甘夏蜜柑(アマナツミカン)

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甘夏蜜柑(アマナツミカン)はミカン科ミカン属(キトルス属)の常緑小高木である。
キトルス属は分類法によるが160種くらいが東アジアからインドにかけて分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本では「蜜のように甘い柑橘類」の意味でつけられた蜜柑(みかん)の呼称が一般化しており、属名の和名もミカン属という。
本種は、夏蜜柑(ナツミカン)の品種の1つである。
夏蜜柑(ナツミカン)の起源は、江戸時代の中期に山口県の青海島に漂着した種を蒔いたことに始まる。
甘夏蜜柑(アマナツミカン)のほうは昭和時代の初期に大分県津久見市の果樹園で川野豊さんによって選抜・育成された。
作出者の名をとって和名は川野夏橙(カワノナツダイダイ)という。
戦後に品種登録され、栽培が本格化している。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉の柄には狭い翼がある。
葉の質は革質で、毛は生えていない。
開花時期は5月である。
枝先の葉の脇に花径15ミリくらいの白い5弁花をつける。
花の後にできる実は扁球形をしたオレンジ色の柑果(多心皮性の液果)である。
秋には色づくが、酸味がとれて完熟するのは翌年の4月から6月である。
花言葉は「清純」である。
属名の Citrus はギリシャ語の「kitron(箱)」に由来するラテン語で、レモンに対する古い呼び名である。
種小名の natsudaidai は日本語の「ナツダイダイ」のことである。
品種名の kawanonatsudaidai は日本語の「カワノナツダイダイ」のことである。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus natsudaidai f. kawanonatsudaidai

★甘夏の花の香りがほんのりと
 漂う季節空澄み渡り

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2016/06/29 改訂

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このページは、が2010年12月27日 06:24に書いたブログ記事です。

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