恒春葛(コウシュンカズラ)

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恒春葛(コウシュンカズラ)はキントラノオ科コウシュンカズラ属(トリステラティア属)の常緑蔓性低木である。
トリステラティア属は東南アジアやオーストラリア、マダガスカルなどに20種くらいが分布する。
日本にも本種が分布し、属名の和名もコウシュンカズラ属という。
本種は沖縄県に分布し、沖縄本島や西表島、石垣島、与那国島などの海岸に生える。
海外では、台湾、東南アジア、オーストラリア南太平洋諸島などに分布する。
和名の由来は、台湾南部の恒春に分布する葛(蔓性植物)ということからきている。
別名を美葉葛(ビヨウカズラ)という。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
蔓性で他の木に巻きついて伸び、長さは8メートルくらいになる。
葉は卵形ないし披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は薄い革質で艶がある。
西表島での開花時期は6月から11月である。
温度さえあれば周年開花性がある。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかな黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで、花弁は5枚である。
咲き始めは雄しべが黄色く、だんだん紅色を帯びてくる。
花の後にできる実はほぼ球形で、直径1センチくらいである。
花言葉は「誠実な愛情」である。
属名の Tristellateia はラテン語の「tri(3)+stellae(星)」からきている。実の翼の形から名づけられた。
種小名の australasiae は「オーストラリア、アジアの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Tristellateia australasiae

★艶のある葉と黄の色がマッチする
 恒春葛は南国の花
☆艶やかな緑の葉っぱ南国に
 映える黄色の花を咲かせて

コウシュンカズラ061124a-l.jpg

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2015/11/22改訂

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このページは、が2010年11月28日 10:33に書いたブログ記事です。

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