磯菊(イソギク)

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磯菊(イソギク)はキク科キク属の多年草である。
キク属はアジアやヨーロッパに40種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
本州の千葉県から静岡県にかけて分布し、海岸沿いの岩場や崖に生える。
また、観賞用としても栽培される。
和名の由来は、磯に咲く菊というところからきている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は互い違いに生える(互生)。
楕円形で、先のほうに浅く2つから3つの切れ込みがある。
葉の質は分厚く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色で、裏面には白い毛が密生している。
海岸の崖地という乾燥しやすい生育地に適応したものである。
開花時期は9月から11月である。
茎先に黄色い小さい花(頭花)を散房状(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)につける。
頭花に舌状花はなく、筒状花のみからなる。
なお、同じ分布域に花磯菊(ハナイソギク)がある。
こちらは周辺部に白い舌状花がついている。
家菊(イエギク)との交雑種と考えられている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「感謝」である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の pacificum は「太平洋の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum pacificum

★風強き磯に這い咲く磯菊は
 黄の小花つけ秋を知らせて
☆縁取りの葉も美しく磯菊は
 磯の岩地に彩り添えて

イソギク081102d-l.jpg

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2015/05/04改訂

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