関東嫁菜(カントウヨメナ)

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カントウヨメナ081004a-l.jpg

関東嫁菜(カントウヨメナ)はキク科シオン属(ヨメナ属)の多年草である。
かつてはヨメナ属(Kalimeris)として区別されたが、現在はシオン属(Aster)にまとめられることが多い。
シオン属は世界に400種くらいが分布する。
本種は日本固有種である。
本州の東北地方から関東地方にかけて分布し、やや湿った草地や道端などに生える。
東海地方以西に分布する嫁菜(ヨメナ)と比べて葉が薄く、葉の縁のぎざぎざ(鋸歯)が粗いのが特徴である。
また、野紺菊(ノコンギク)などとも似ているが、本種は花の後にできる綿毛が短い。
草丈は40センチから100センチくらいである。
茎は細く、大きくなると直立できない。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
茎の上部で枝分かれをし、先に1つずつ花(頭花)をつける。
花径は3センチくらいで、舌状花は淡い青紫色をしており、真ん中の筒状花は黄色い。
舌状花の色は白いものもある。
筒状花の数は比較的多い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
若菜は食用にされる。
和名の由来は、婿菜(ムコナ)とも呼ばれる白山菊(シラヤマギク)との対比でつけられたものである。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名 yomena は日本語の「ヨメナ」からきている。
変種名の dentatus は「鋭い鋸歯の」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Aster yomena var. dentatus(syn. Kalimeris pinnatifida var. dentata)

★少しだけ染まる紫陽射し浴び
 これが気品と関東嫁菜

カントウヨメナ081004c-l.jpg

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2014/09/09改訂

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このページは、が2010年10月 8日 05:31に書いたブログ記事です。

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