白根せんきゅう(シラネセンキュウ)

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白根せんきゅう(シラネセンキュウ)はセリ科シシウド属の多年草である。
シシウド属は北半球に60種くらい分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地から亜高山の湿り気のある林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部にも分布する。
草丈は80センチから150センチくらいである。
葉は3-4回3出複葉である。
3出複葉というのは1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形のことである。
枝分かれを3-4回繰り返して、先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
小葉には深い切れ込みがあり、更に裂片の縁にもぎざぎざ(鋸歯)のある重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)である。
猪独活(シシウド)に似ているが、葉の質が薄く、葉の縁のぎざぎざ(鋸歯)が深い。
また、上部の葉は柄が発達していて、ふくらんで茎を包んでいるのが特徴である。
開花時期は9月から10月である。
大形のセリ科植物の中では花期は遅いほうである。
茎先に大きな複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚で内側に曲がる。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花序は径が20センチくらいになるが、枝の数は20本から40本くらいで少ない。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
和名の由来は、薬用植物のせんきゅう(センキュウ)に似ていて日光の白根山で発見されたことからきている。
センキュウは漢字では、センが川、キュウはクサカンムリに弓と書く。
別名を鈴鹿芹(スズカゼリ)ともいう。
属名の Angelica はラテン語の「angelus(天使)」からきている。この属の植物に強心剤として効果のあるものがあり、死者を蘇らせるというところから名づけられた。
種小名の polymorpha は「多形の」という意味である。
写真は9月に上高地で撮った。
学名:Angelica polymorpha

★似ていると思うだろうが調べてよ
 シラネセンキュウここに咲くから

シラネセンキュウ060909c-l.jpg

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このページは、が2010年10月 4日 06:06に書いたブログ記事です。

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