蔓瓜草(ツルウリクサ)

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蔓瓜草(ツルウリクサ)はゴマノハグサ科ツルウリクサ属(トレニア属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)アゼナ科とされる。
トレニア属は東南アジアやアフリカに40種くらいが分布する。
日本にも本種が分布するので、属名の和名をツルウリクサ属という。
本種は沖縄県の沖縄島北部と宮古島に分布し、林の縁に生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「?A類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は細く、葉も薄い。
葉は三角状の卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から11月くらいである。
上部の葉の脇から花柄を出し、濃い紫色をした唇形の花を1輪ずつつける。
花は長さが2センチから3センチくらいである。
上唇は浅く2つに裂ける。
下唇は上唇より大きく、3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、YListでは標準学名を Torenia concolor としているが、ここでは環境省レッドリストの表示に従った。
属名の Torenia はスウェーデンの宣教師「トレン(Olaf Toren, 1718-1753)さん」の名からきている。
種小名の concolor は「同色の」という意味である。
変種名の formosana は「台湾の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Torenia concolor var. formosana

★地面からほんの間近に咲くけれど
 花は大きく色鮮やかで

ツルウリクサ091004b-l.jpg

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2014/06/24改訂

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このページは、が2010年9月30日 05:55に書いたブログ記事です。

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