猪独活(シシウド)

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猪独活(シシウド)はセリ科シシウド属の多年草である。
シシウド属は北半球に60種くらい分布する。
本種は日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、山地の草原に生える。
草丈は100センチから200センチくらいである。
茎は中空で、毛が生えている。
茎は直立し、上部で別枝分かれをする。
葉は2-3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
本種は2-3回枝分かれをし、それぞれの先に羽状複葉をつけて1枚の葉となる。
小 葉の形は細長い長楕円形で先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から11月である。
茎先に大きな複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚で内側に曲がる。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
根を乾燥させるたものは生薬名を独活(どっかつ)といい、風邪やむくみの薬になる。
和名の由来は、独活(ウド)に似るが食用にならないというところからきている。
花言葉は「健康美」である。
属名の Angelica はラテン語の「angelus(天使)」からきている。この属の植物に強心剤として効果のあるものがあり、死者を蘇らせるというところから名づけられた。
種小名の pubescens は「細い軟毛のある」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Angelica pubescens

★猪独活の白いパラソルそこここに
 薄野原の緑に映えて

シシウド060819a-l.jpg

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2014/06/15改訂

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このページは、が2010年9月26日 07:38に書いたブログ記事です。

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