白花蔓荊(シロバナハマゴウ)

シロバナハマゴウ100821a-l.jpg蔓荊(ハマゴウ)クマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
漢字では「浜香」「浜栲」とも書く。
分類体系によってはシソ科とされる。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、海岸の砂地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、東南アジアなどにも分布する。
稀に白花のものがあり、白花蔓荊(シロバナハマゴウ)と呼んでいる。
茎は砂上を這い、樹高は50センチから100センチくらいになる。
株全体に香気がある。
葉は灰緑色をした楕円形で波打っており、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面は白い軟毛に覆われている。
開花時期は7月から9月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い唇形の花をたくさんつける。
花径は10ミリから15ミリくらいである。
花冠は上下2つの唇に分かれる。
上唇は2つに裂ける。
下唇は3つに裂け、真ん中の裂片は両側の裂片の5倍くらいある。
秋になると球形で硬い核果(水分を多く含み中に種が1つある)が淡い黒色に熟する。
実はコルク質で、海流に運ばれて広がる。
属名の Vitex はラテン語の「vieo(結ぶ)」からきている。この属の1種の枝で篭を編んだことから名づけられた。
種小名の rotundifolia は「円形葉の」という意味である。
品種名の albescens は「白味を帯びた」という意味である。
写真は9月に氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Vitex rotundifolia f. albescens

★花の色変われば姿も違い見え
 気づくも遅し蔓荊の花

シロバナハマゴウ100821b-l.jpg

COPYRIGHT © 2013 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2013/12/07改訂

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



このブログ記事について

このページは、が2010年9月 6日 06:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「浜女郎花(ハマオミナエシ)」です。

次のブログ記事は「錦萩(ニシキハギ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7