紫錦唐松(シキンカラマツ)

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シキンカラマツ090719f-l.jpg

紫錦唐松(シキンカラマツ)はキンポウゲ科カラマツソウ属の多年草である。
本州の長野、群馬、福島の三県に分布し、山地の湿った木陰などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
漢字では「紫錦落葉松」とも書く。
和名の由来は、「紫錦」は美しい紫色の花を意味し、「唐松」は花の姿を唐松(カラマツ)にたとえたものである。
草丈は70センチから150センチくらいである。
葉は2回から3回の3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
3枚の小葉で1組になるのが3出複葉である。
それを2、3回繰り返し、分かれた枝先に3枚ずつの小葉をつけたものが1枚の葉となる。
小葉の形は楕円形で、先が浅く3つに裂ける。
開花時期は7月から8月である。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紅紫色の小さな花をたくさんつける。
花びらはなくて萼片が4枚ある。
萼は開花しても落下しない。
雄しべが目立ち、葯(雄しべの花粉を入れる袋)の黄色とのコントラストが美しい。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Thalictrum はギリシャ語の「thaliktron(葉が枝分かれをする植物の名)」からきている。
種小名の rochebrunianum はフランス人の植物学者「ロシェブルン(Alphonse Tremeau de Rochebrune, 1834-1912)さんの」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Thalictrum rochebrunianum

★鮮やかなコントラストも美しく
 紫錦唐松高貴に咲いて

シキンカラマツ090719h-l.jpg

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2013/09/24改訂

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