現の証拠(ゲンノショウコ)

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惚れ惚れと現の証拠を眺めおり

現の証拠(ゲンノショウコ)はフウロソウ科フウロソウ属 の多年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、草地や道端に生える。
花の色は西日本では紅紫色が多く、東日本では白や淡い紅色のものが多いという。
海外では、朝鮮半島や台湾にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は地を這い、下向きの毛が生える。
葉は手のひら状に3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の柄は長く、つけ根の部分に1対の托葉(葉のつけ根にある付属体)がある。?
開花時期は7月から10月である。
葉の脇から出た花柄の先に小さな5弁花をつける。
雄しべは10本ある。
雌しべの花柱の先は5つに裂ける。
萼片は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
5つの球形の種子ができる。
全草にタンニンを含み、干したものを煎じて下痢止め、健胃薬とする。
名の由来は、飲むとすぐ効くので「現の証拠」である。
別名を御輿草(ミコシグサ)という。
これは実の裂けた姿を御輿の屋根にたとえたものである。
俳句の季語は夏である。
属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」に由来する。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物学の基礎を作った「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さんの」という意味である。
写真は7月に上高地で撮った。
ここには西日本タイプと東日本タイプの両方があった。
学名:Geranium thunbergii

★顔を出す紅紫の花姿
 頬を緩めてじっと眺めて

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このページは、が2010年7月31日 04:52に書いたブログ記事です。

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