蛍袋(ホタルブクロ)

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うな垂れて蛍袋の片思い

蛍袋(ホタルブクロ)はキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の多年草である。
カンパヌラ属は北半球を中心に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
園芸的にはカンパニュラという英語風の読み方で流通している。
日本にも本種などが分布し、属名の和名はホタルブクロ属という。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、庭植えや鉢植えなどに利用される。
海外では、朝鮮半島や中国、ロシアにも分布している。
中国名は紫斑風鈴草(zi ban feng ling cao)という。
英名はスポッテッドベルフラワー(spotted bellflower)である。
単にベルフラワー(bell flower)とすると、広くカンパヌラ属を指す言葉になる。
和名の由来については、提灯の古名である火垂(ほたる)からきているなどの説がある。
草丈は30センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は卵心形である。
開花時期には枯れる。
茎につく葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
茎につく葉は上部へいくほど小さくなる。
下部では短い柄があり、上部では茎を抱く。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
茎先や葉の脇に、長さ4、5センチの釣鐘形の花を下向きにつける。
花の色は、白から濃い紅紫色まである。
花冠の内側には濃い色の斑点がある。
萼片は5枚で、萼片の間に反り返る付属片があるのが本種の特徴である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「正義」「貞節」「愛らしさ」である。
俳句の季語は夏である。
7月24日の誕生花である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名と変種名の punctata は「斑点のある」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Campanula punctata var. punctata

★うな垂れて蛍袋は物思い
 独りぽっちで咲くのが厭と
☆頷きて揺れる姿は愛らしく
 誰に聴かせる澄んだ音色を

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2013/08/15 改訂
2016/07/30 3訂

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このページは、が2010年6月29日 06:17に書いたブログ記事です。

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