棕櫚草(シュロソウ)

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棕櫚草(シュロソウ)はユリ科シュロソウ属の多年草である。
別名を大棕櫚草(オオシュロソウ)ともいう。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の草地や林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、中国北部、シベリア東部にも分布する。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、茎の下部に集まってつく。
葉のつけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、暗い紫褐色をした花径1センチくらいの花をたくさんつける。
花序の上部には両性花、下部には雄花がつく。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、枯れた葉柄がシュロの毛のようになって残ることからきている。
属名の Veratrum はラテン語の「verator(予言者)」からきている。この属の植物の根にくしゃみを起こさせる薬効があり、北ヨーロッパに「くしゃみをしてから言うことは真実」ということわざがあるため。
種小名の maackii はロシアの分類学者「マーック(R. Maack)さんの」という意味である。
変種名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は8月に伊吹山で撮った。
学名:Veratrum maackii var. japonicum

★目立たない色のマントに身をくるみ
 そっと拡げる精緻の世界

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2013/08/09改訂

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このページは、が2010年6月28日 06:10に書いたブログ記事です。

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