立葵(タチアオイ)

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梅雨葵陽射しに笑みを浮かべおり

立葵(タチアオイ)はアオイ科タチアオイ属(アルケア属)の一年草ないし多年草である。
アルケア属は世界に60種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はタチアオイ属という。
本種はかつては中国原産と考えられていた。
しかし、現在では、タチアオイ属のトルコ原産種(Alcea setosa)と東ヨーロッパ原産種(Alcea biennis subsp. biennis)との交雑種とする考え方が有力である。
中国名は蜀葵である。
英名はコモンホリホック(common hollyhock)という。
日本へは古い時代に中国から薬用として渡来した。
現在では、庭植え、鉢植え、切り花として利用されている。
また、逸出したものが野生化し、全国各地の道ばたや空き地に生える。
例えば北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
梅雨葵(ツユアオイ)の別名がある。
草丈は150センチから250センチくらいである。
茎は円柱形で直立をし、毛が生えている。
葉は円形で3つから7つに浅く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄がある。
開花時期は6月から8月である。
上部の葉の脇に短い柄のある花をつける。
花は茎の下部より上部へと咲き上がる。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは1本で、たくさんの葯(雄しべの花粉を入れる袋)が密集する。
雌しべの花柱は1本で、先は細かく裂ける。
花には八重のものもある。
花の色も赤、白、桃色、紫紅色、黄色など多彩である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「野心」や「熱烈な恋」である。
俳句の季語は夏である。
6月23日の誕生花である。
なお、属名に関してはタチアオイ属(Alcea)を広義のビロードアオイ属(Althaea)に包含する見解もある。
その場合の学名はアルタエア・ロセア(Althaea rosea)となる。
属名の Alcea はギリシャ語の「alkaia(ゼニアオイ属の1種の名)」からきている。
属名の Althaea はギリシャ語の「althaino(治療)」からきている。薬効があることから名づけられた。
種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は6月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Alcea rosea(syn. Althaea rosea)

★梅雨葵やっと晴れ間にめぐり合い
 伸びた背筋に力を込めて
☆立葵色とりどりの花咲かせ
 梅雨の中でも天を目指して

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2013/07/19 改訂
2016/06/23 3訂

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このページは、が2010年6月14日 05:38に書いたブログ記事です。

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