支那百合の木(シナユリノキ)

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シナユリノキ070603a-l.jpg

支那百合の木(シナユリノキ)はモクレン科ユリノキ属の落葉高木である。
原産地は中国の中南部で、標高1000から1500メートルの山地の林の中に生える。
明治時代の初期に発見されたという。
北アメリカに分布する百合の木(ユリノキ)の近縁種である。
両者はアジアと北アメリカに隔離分布し、大陸移動の生物的証拠であるとされる。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
樹高は15メートルから40メートルくらいである。
葉は浅く手のひら状に2つから4つに裂け、先はへこんでいる。
葉の質は薄くて硬い。
開花時期は5月から6月である。
チューリップのような形をした花をつける。
花被片は9枚である。
外側の3枚は萼のようになって横に開く。
内側の6枚は花弁状になる。
百合の木(ユリノキ)のようにオレンジ色の斑は入らず、花の色も緑が濃い。
花の真ん中には雌しべが円錐形に集合したものがあり、その周りをたくさんの雄しべが取り囲む。
雌しべが花の外に突き出しているのが特徴である。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)の集合果である。
属名の Liriodendron はギリシャ語の「leirion(ユリ)+dendron(樹木)」からきている。花の形がユリに似ることから名づけられた。
種小名の chinense は「中国の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Liriodendron chinense

★色の濃い花が何やら神秘的
 支那百合の木は語り部なるや

シナユリノキ070603b-l.jpg

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2013/06/20改訂

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このページは、が2010年5月29日 18:52に書いたブログ記事です。

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