一つ葉たご(ヒトツバタゴ)

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一つ葉たご(ヒトツバタゴ)はモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木である。
原産地は中国福建省で、中国、台湾、朝鮮半島などに分布している。
日本国内では、木曽川流域の東海地方と長崎県対馬に自生している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
別名を「ナンジャモンジャの木」という。
ナンジャモンジャは、その地方には珍しい樹種や巨木をさす呼称で、一つ葉たご(ヒトツバタゴ)に限定されるものではないのだが、本種をこの名で呼ぶことが多い。
樹高は15メートルから25メートルくらいである。
葉の形は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には長い柄があり、裏面には毛が生えている。
開花時期は4月から6月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花をたくさんつくる。
4つに深く裂けた花びらは細く、白糸を束ねたようである。
満開時には、全体に雪が降り積もったように見える。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒く熟する。
なお、和名の由来は、「一つ葉のタゴ(トネリコの別名)」からきている。
トネリコが複葉なのに対し、本種が単葉であることを指す。
花言葉は「清廉」である。
属名の Chionanthus はギリシャ語の「chion(雪)+anthos(花)」からきている。
種小名の retusus は「(花弁の先が)ややくぼみのある形の」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Chionanthus retusus

★真白に枝を覆ってひらひらと
 ヒトツバタゴは宴迎えて
☆ふわふわと雪を積もらせ春の空
 ナンジャモンジャの不思議花びら

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このページは、が2010年5月25日 06:23に書いたブログ記事です。

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