贋アカシア(ニセアカシア)

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アカシアの咲く北の街晴れ渡り

贋アカシア(ニセアカシア)はマメ科ハリエンジュ属の落葉高木である。
別名を針槐(ハリエンジュ)ともいう。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
当初はアカシアの名で流通していたが、ネムノキ科アカシア属の樹木も輸入されるようになり、これと区別するために贋アカシア(ニセアカシア)と呼ぶようになった。
このような経緯から、「アカシヤの雨がやむとき」を始めとして多くの歌に詠まれるアカシアは贋アカシア(ニセアカシア)をさしており、俳句の季語も同様である。
日本の植生に影響があり、侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
樹高は20メートルから25メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、3枚から9枚で1組になる。
小葉の形は楕円形で、葉のつけ根には1対の棘がある。
これは托葉(葉のつけ根にある付属体)の変化したもので、針槐(ハリエンジュ)の名の由来でもある。
開花時期は5月から6月である。
藤(フジ)の花のような感じで房状に白い蝶形の花をたくさんつける。
花には甘い香りがあり、アカシア蜂蜜は高級品である。
花は天ぷらにも利用されているという。
また、新芽はお浸しやゴマ和えにして食べる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
平たい鞘に包まれて4、5個の豆ができる。
材は腐りにくく、枕木や木釘、木炭、船材などに利用されてきた。
俳句では「アカシアの花」が夏の季語である。
属名の Robinia はフランスの園芸家「ロビン(J. Robin, 1550-1692 & V. Robin, 1579-1662)さん父子」の名からきている。
種小名の pseudo-acacia は「偽のアカシヤ」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Robinia pseudo-acacia

★秘められた力が大地に食い込んで
 贋アカシアは堂々と咲き

ニセアカシア100515b-l.jpg

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2013/01/23改訂

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