雉蓆(キジムシロ)

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敷き詰めた緑に点る雉蓆

雉蓆(キジムシロ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
漢字では「雉筵」とも書く。
北方領土を含む北海道から南西諸島にかけて分布し、道端や草むらに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンにも分布する。
草丈は10センチから20センチくらいである。
全体に粗い毛がある。
茎は根元から何本か伸び、途中で枝分かれして花をつける。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉が7枚から11枚で1つの葉となり、先端の3枚が大きい。
開花時期は4月から5月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、黄色い5弁花をつける。
萼も5枚で、雄しべ、雌しべは多数ある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、地面に広がる葉の形を鳥の「キジ」が座るムシロに見立てたものである。
花言葉は「明るく輝いて」である。
俳句の季語は春である。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。同属の1種に強い薬効があったのでつけられた名である。
種小名の fragarioides は「オランダイチゴに似た」という意味である。
変種名の major は「巨大な」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Potentilla fragarioides var. major

★陽射し浴び煌くような雉蓆
 訪ねし人を夢に誘い
☆小さくも春を喜ぶ雉蓆
 鮮やかな色我を呼びとめ

キジムシロ090412d-l.jpg

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2013/09/02改訂

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このページは、が2010年5月11日 19:01に書いたブログ記事です。

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