猿喉草(エンコウソウ)

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猿喉草(エンコウソウ)はキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の山口県にかけて分布し、低地や山地の湿地や水辺に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、シベリアにも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
茎は地面を這う。
近縁種の蝦夷の立金花(エゾノリュウキンカ)は茎が直立する。
根際から生える葉は腎円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶があり、葉のつけ根の部分は重ならず開いている。
開花時期は4月から6月である。
茎先が斜上し、花径3センチくらいの黄色い花をつける。
花は普通は2輪ずつつく。
普通は5枚ある花弁のように見えるものは萼片である。
雄しべはたくさんあり、雌しべは5本である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
「猿候」というのは手長猿ないし河童の別名である。
和名の由来は、地面を這う茎を手長猿の手に見立てたものだという。
属名の Caltha はラテン語の「calathos(杯)」からきており、強い匂いのある黄色い花をさすラテン名である。
種小名の palustris は「沼地に生える」という意味である。
変種名の enkoso は日本語の「エンコウソウ」のことである。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Caltha palustris var. enkoso

★地を這って茎を伸ばして咲き競う
 猿喉草に春の水音

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2013/01/13改訂

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このページは、が2010年5月11日 05:25に書いたブログ記事です。

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