三葉空木(ミツバウツギ)

ミツバウツギ100503a-l.jpg

三葉空木(ミツバウツギ)はミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で、縦に浅い裂け目がある。
葉は小葉3枚で1組になり(3出複葉)、向かい合って生える(対生)。
真ん中の小葉(頂小葉)は両側の小葉(側小葉)よりやや大きい。
小葉の形は卵状をした長い楕円形で、長さは3から8センチ、幅は2から5センチくらいである。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があり、先は鋭く尖る。
葉の表面は濃い緑色、裏面は白っぽい緑色をしている。
開花時期は5月から6月である。
今年伸びた枝先に円錐状の花序を出し、香りのよい白い花をたくさんつける。
花径は1センチ足らずで、花びらは5枚、萼片も5枚ある。
萼は花びらとほとんど同じ形なので、花びらがたくさんあるように見える。
雄しべは5本あり、雌しべが1本ある。
花はあまりしっかりと開かない(半平開)。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
先が浅く2つに裂けた袋のような形をしており、秋には褐色に熟する。
和名の由来は、花が空木(ウツギ)に似ていて枝も中空であり、葉が小葉3枚1組であるところからきている。
属名の Staphylea はギリシャ語の「staphyle(房)」からきている。花序の様子を表したものである。
種小名の bumalda は人名由来の言葉だがはっきりしない。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Staphylea bumalda

★少しだけ開いているのが好きなのと
 三葉空木はだらりと咲いて

ミツバウツギ100503b-l.jpg

ミツバウツギ実060527a-l.jpg

COPYRIGHT © 2012 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2012/11/29改訂

植物図鑑

花図鑑



味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




このブログ記事について

このページは、が2010年5月 4日 15:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「蓮華草(レンゲソウ)」です。

次のブログ記事は「八重山吹(ヤエヤマブキ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.0