大島桜(オオシマザクラ)

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青の色肌を透かせて大島桜

大島桜(オオシマザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
伊豆諸島特産の桜なのでこの名がある。
房総半島や伊豆半島にも野生化しているが、これは元々は薪炭材用に植えられたものなのだそうである。
染井吉野(ソメイヨシノ)はこの大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の雑種である。
大きなものは樹高20メートルにもなる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の両面や葉の柄には毛が生えない。
葉の縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)形の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は3月下旬から4月上旬である。
緑色の葉が花とほぼ同時に出るのが特徴である。
花は中輪ないし大輪で、花の色は白い。
一重咲きで、花びらの数は5枚である。
花びらの形は円形ないし楕円形である。
花の香りは強い。
結実性がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
塩漬けにした葉は桜餅を包む葉として用いられる。
また、樹皮を磨くと美しい光沢が出るので、茶筒などの細工物に利用されている。
俳句の季語は春である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は「園芸家ラネスの」という意味である。
変種名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana var. speciosa

★何色に染めてみようか白き肌
 大島桜はまどろみの午後

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2012/08/10改訂

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このページは、が2010年3月27日 08:21に書いたブログ記事です。

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