鶯神楽(ウグイスカグラ)

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葉の陰に隠れ鶯神楽咲く

鶯神楽(ウグイスカグラ)はスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木である。
日本固有種である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
樹高は150センチから300センチくらいである。
全体無毛で、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っているものも丸いものもある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は3月から6月くらいである。
葉の脇から長さ1、2センチの花柄を出し、筒状の淡い紅色の花を1個か2個下向きにつける。
花冠の先は星形に5つに裂ける。
花の真ん中に雌しべがあり、花冠の外に突き出る。
雌しべの回りに5本の雄しべがある。
また、6月ころには楕円形をした液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が赤く熟する。
実は甘くて食用にもなる。
和名の由来は、鶯が繁みの陰で岩戸神楽を舞っていると見立てたものだという。
俳句の季語は春である。
花言葉は「未来を見つめる」である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァーさん(A. Lonitzer)」にちなむ。家畜の下痢止めに効果があるという意味で名づけられた。
種小名の gracilipes は「gracilis(細い)+pes(足)」からきている。足は花茎を指している。
変種名の glabra は「無毛の」という意味である。
花の写真は3月につくば植物園で撮った。
実の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Lonicera gracilipes var. glabra

★俯いたピンクの花がゆらゆらと
 鶯かぐら誰を待つやら
☆鶯の神楽を舞うや春の宵
 風のさやかに葉は囁きて

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2012/08/10改訂

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このページは、が2010年3月26日 19:53に書いたブログ記事です。

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